楽しい建築用語
こんにちは!
倉敷でパッシブ和モダンの家づくりをしている木絆のブログです。
お鍋の美味しい季節になりました。
みなさんはどんなお鍋が好きですか?
子供の頃、そんなに好きではなかった水炊きを今では週一で
食べたくなります。
水炊きといえば何をつけて食べますか?
ポン酢?ごまだれ?
私は焼肉のタレに柚子をしぼって食べます。
この食べ方をする人に未だかつて出会ったことがありません(笑)
美味しいからオススメだよと言っても家族すら嫌な顔をします(笑)
子供はポン酢やごまだれより喜ぶのではないかなぁと思うのですが…。
勇気のある方はこの冬、ぜひ試してみてくださいね!
こちらの金具、見たことあるでしょうか??
「かすがい」といい、漢字で書くと「鎹」です。
大きなホッチキスの針のような形をしていて、土台と柱・柱と梁を留めるためのものです。
弊社では現在、梁と屋根を支える小屋束という垂直木材を留める程度でほとんど
使っていません。
↑↑この部分に「かすがい」を使用しています。
その代わりに使用しているのが、このようなビス留めタイプの金具です。
今回のブログでも建築用語についてお話しようと思いますが・・・
「かすがい」と聞いてピンッときた方もいらっしゃるでしょう(^-^)/
そうです!この「かすがい」に由来するのが「子はかすがい」ということわざです。
【意味】
子供というものは、夫婦の絆をしっかりとつなぎとめてくれる存在である
子供を材木と材木をしっかりとつなぎとめる「かすがい」に例えたのですね。
私は「子はかすがい」は何となく「子供はかけがえのない存在だ」という意味だと
思っていました。間違ってはいませんが、「かすがい」が何かということがきちんと
分かると、その言葉の背景まで見えてきて理解が深まりました。
ちなみに「豆腐にかすがい」ということわざもあります。
【意味】
いくら意見などをしても、手ごたえがなくいっこうに効き目がないこと
このことわざは「上方いろはかるた」の「と」に書いてあります。
「上方いろはかるた」は江戸時代にできたそうなので「かすがい」は江戸時代の
建築物には使われていたのだと思われます。
建築用語を少し調べてみると、家づくりをまた違った視点で見ることができる
かもしれませんね。
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